ブラームスについて
今日は、呉での定期演奏会でした!
こんなご時世にも関わらず、多くのお客様に
お越し頂き、ほんとに感謝!
そして、今日は、仲間である
コンマスSちゃん、チェロ首席のマーティンが
ソリストの、ブラームスのダブルコンチェルト!
ブラボーでした
さらに、二人はブラームスの交響曲4番にも
乗るという…
スゴすぎる
指揮は井上道義さん。
ブラームスは、皆さんもご存じでしょうが
とっても繊細、内面的、でも
内にはものすごいエネルギーがあり
その計り知れない幅の広さに
魅了される作曲家ですが
特にオケマンとしては、ブラームスが
きちんと吹けるようになれば
一人前?みたいな感じの作曲家であり
もともと、ものすごーくブラームスが
好きで、特に交響曲は、
楽譜みたことない内から
聞き覚えで歌えてたくらい好きで…
でも、それがオケに入って
楽譜を見た時に、自分が思ってた
1拍目と全然違ってたことに唖然とし…
でも、しばらくは、その長年の思い込みから
脱却できず…
まじで、私的には、困り果てた作曲家でした…💧
特に、シンフォニー四番は、
一番好きな交響曲で、
今日は、またオケで演奏できた事が
何よりも、本当ーーに幸せでした😭😊
ブラームス交響曲四番には、
最終楽章に、フルートの長めのソロがあり
それは、オケスタにも必ず出るくらいの
ソロなんですがー
私個人として、ここについて
思っていることがあります
それは、あのフルートソロの部分は、
他でもない、<ブラームス自身の独り言>であり
絶望や、孤独、もう死にたい!という思いを
神に向かって、最初は静かに
途中は叫んで…
そのうち諦めに近くなり…
そうすると、天使👼である
オーボエ、クラリネットが、
<大丈夫よー!>
と慰めてくれ
そのうち、トロンボーンによる
本当の神様からの救いのコラールが流れる
いやー、ほんとに。
私はそういう場面だと、心から思っています。
やっぱり、神の救いの場面では
涙が流れます
今日は、いろんな意味で
良い演奏会でした~!