同僚の訃報に思う事
実は、昨日、オケの事務局からの一斉メールで
癌の治療をされていた同僚T氏の訃報を知り
その後、そのT氏との想い出というか…
いろんな事を思い返していました。
弦楽とのアンサンブルの時に
<何がなんでもこの曲をやりたい!>
と言った私の希望を汲んで.
わざわざ編曲して下さったり…
まさにコロナ禍が始まった頃に
<コロナ対応をどうするか?>で
ユニオン執行部として、ものすごい
やり取りした戦友のような方でした。
(相手は新型コロナです)
元々、T氏は、とっても滑舌悪くて、
興奮すると、さらに滑舌悪くなり
<何言ってるか、わかんないよー!>
ってなったり…
でも、すっごく頭のきれる方で
すぐ計算もできるようで
先を見越して<こうした方がいいよ>
と、言いにくいことも言われたり…
お酒が好きで、いきつけのお店で
一緒にみんなで飲み会したときの
接待ぶりが、ものすごく嬉しそうで…
そんな、いろんな想い出を思い返し
今日、オケのリハーサルで
一分間の黙祷を捧げたときに
そんな事が走馬灯のように思い返され、
封印してた感情の箱の
蓋が開けられてしまい
号泣してしまいました…
最後の最後まで、オケの本番に
乗ろうとされて、
まさに、心から広響を愛され
<下野さんが音楽監督の契約更新されるか?>
という時に、下野さんに手紙を送られたという
T氏。
その姿を思った時、
遺された私達が、T氏の分まで
<精一杯、生きないといけない!!>
と、心から思いました。
ほんとに、最後の最後まで
オケを愛し、広響を愛してくださった
T氏の想いをきちんと受け継がないと!
今生という修行を終えられ
この一生を全うされたT氏のご冥福を
心からお祈りしています。
合掌